科学的根拠に基づく包括的な検査
当院では、エビデンスに基づく多様な検査を提供しています。分子栄養学的血液検査、アレルギー検査、ホルモン検査、ミネラル測定、がんリスク評価、アンチエイジング評価、特殊検査まで、あなたの健康状態を詳細に分析し、個別最適化された予防医療プランを作成します。
一般的な栄養評価のための血液検査
分子レベルでの栄養状態を詳細に評価し、隠れた栄養不足や代謝の偏りを明らかにします
分子栄養学的血液検査
血液検査
分子栄養学における血液検査(オーソモレキュラー栄養療法)は、一般的な健康診断の基準値にとらわれず、60〜70項目以上の詳細な数値を解析して「隠れた栄養不足」や「代謝の偏り」を分子レベルで評価する検査です。タンパク質・糖質・脂質の代謝、ビタミンの過不足、ミネラルバランス、臓器の機能とストレスなどを、多角的に評価します。
特殊な血液検査
アレルギーやホルモンなど、専門的な健康状態を詳しく調べます
即時型アレルギー検査
血液検査
主要アレルゲンに対する特異的IgE抗体を同時測定できる多項目アレルギー検査です。吸入系アレルゲン(ハウスダスト、ダニ、花粉など)から食物系アレルゲンまで、即時型アレルギーの原因物質を包括的に調べます。環境アレルギーと食物アレルギーの両方のリスクを一度に評価できます。
遅延型アレルギー検査(IgG抗体検査)
血液検査
遅延型アレルギー検査は、食べてから数時間から数日後に症状が現れるアレルギー反応(遅延型アレルギー)を検査するものです。一般的な保険診療で行う即時型IgEアレルギー検査とは異なり、IgG抗体の量を測定することで、隠れた食物アレルギーを特定できます。原因不明の不調、肌荒れ、消化器症状などの原因となっている食物を特定することが可能です。
トータルホルモン検査
血液検査
トータルホルモン検査は、副腎、甲状腺、卵巣、精巣などの内分泌臓器から分泌される各種ホルモンを包括的に測定する検査です。女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)、男性ホルモン(テストステロン)、甲状腺ホルモン、副腎ホルモン、その他の代謝ホルモンなどを測定することで、ホルモンバランスの状態を評価し、更年期症状、不妊症、代謝異常などの診断と治療効果の判定に用いられます。
機械を使った特殊検査(院内)
非侵襲的で即座に結果が得られる最新の測定技術
オリゴスキャン検査
オリゴスキャン検査は、手のひらの4ヶ所に光を当てるだけで、体内に蓄積している必須ミネラル20元素と有害金属14元素、各種ビタミンを非侵襲的に測定する検査です。わずか3~5分で測定が完了し、その場で結果が得られます。吸光光度法を用いて、組織や血管壁に沈着しているミネラルと有害金属のバランスを可視化し、デトックスやミネラル補充の必要性を判断できます。
必須ミネラル
20元素を測定
有害重金属
14元素を測定
検査の特徴
がんリスク評価
早期発見と予防のための包括的ながんスクリーニング検査
ジアセチルスペルミン検査(DAS検査)
尿検査
ジアセチルスペルミン検査は、血液中のジアセチルスペルミン(DAS)濃度を測定する検査です。ジアセチルスペルミンはポリアミンの一種で、細胞の増殖や分化に関わる重要な物質です。がん細胞は正常細胞よりも活発に増殖するため、血中のジアセチルスペルミン濃度が上昇することが知られています。この検査により、体内のがんのリスクや活動性を評価することができます。
特に複数のがん種に対する汎用的なスクリーニングマーカーとして機能し、低侵襲で簡便にがんの可能性を検知できます。
Micro CTC検査(マイクロCTC検査)
血液検査 / 要予約
マイクロCTC検査は、血液中に流れ出ている循環腫瘍細胞(がん細胞そのもの)を捕捉・検出する最新のがんスクリーニング検査です。わずか10ccの採血で、がんの増殖過程で血管を通って血中に漏れ出たがん細胞を直接検出し、その個数まで明示することができます。
検査プロセス
採血した血液から有核細胞を分離
専用のCTC捕捉チップへ流し込む
超高性能光学顕微鏡とAIで解析
国家資格を持つ臨床検査技師が細胞を一つずつ形態学的に確認
抗p53抗体検査
血液検査
抗p53抗体検査は、変異型p53蛋白に対する抗体を測定する検査です。p53はがん抑制遺伝子で、その異常があるとがん細胞が増殖しやすくなります。多くのがんで異常が認められており、特に肺がん、食道がん、胃がんなどで陽性率が高いことが特徴です。
検査の特徴
比較的感度の高い検査で、早期がんにおいても20~30%の陽性率を示し、複数のがん種のスクリーニングマーカーとして機能します。
アンチエイジング評価
老化速度と細胞の健康状態を科学的に測定し、個別最適化されたアンチエイジングプログラムを提案
8OHdG検査
尿検査
8OHdG検査は、尿中の酸化ストレスマーカー「8-OHdG」を測定する検査です。8-OHdGは、活性酸素によってDNAが酸化損傷を受けたときに発生する物質で、生体内における酸化ストレスレベルを鋭敏に反映します。喫煙、飲酒、睡眠不足、精神的ストレスなどの生活習慣が引き起こす酸化ストレスの程度を「サビ度」として評価でき、細胞損傷のリスクを把握できます。
酸化・糖化評価検査
血液検査
酸化・糖化評価検査は、体内における酸化ストレスと糖化ストレスの両方を包括的に評価する検査です。酸化ストレスは活性酸素による細胞損傷を示し、糖化ストレスは過剰な血糖がタンパク質と結合して生成される糖化産物(AGE)による障害を示します。老化、血管障害、代謝異常、神経障害などのリスクを総合的に把握できます。
Epiclock(エピクロック)
エピクロック検査は、DNAのメチル化パターン(「DNAスイッチ」とも呼ばれる)を分析して、生物学的年齢を測定する最新の検査です。暦年齢は同じでも、体の細胞がどの程度老化しているかを細胞レベルで可視化します。ライフスタイルや環境の影響を受けて変化するメチル化パターンを日本人の遺伝特性に適合した計算アルゴリズムで解析し、真の体内年齢と老化速度、その他の健康指標を算出します。
測定項目
検査結果に基づいて、個別の老化制御プログラムと最適なサプリメント処方が提案されます。
NAD+ミトコンドリア検査
NAD+ミトコンドリア検査は、血中のNAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)濃度とNADH、ナイアシン関連データを測定する検査です。NAD+は細胞のエネルギー工場であるミトコンドリアの機能に直結し、長寿遺伝子と呼ばれるサーチュイン遺伝子を活性化させます。加齢とともに低下するNAD+レベルを評価することで、エネルギー代謝、DNA修復、抗酸化機構、認知・神経機能の状態を総合的に把握できます。
特殊検査
腸内環境や代謝機能を詳細に解析する先進的な検査
GI-MAP検査
採取した少量の便のDNAを分析し、腸内の微生物バランスや腸の機能を総合的に調べる高感度な検査です。病原体・感染症の有無(従来の便検査では見つかりにくいピロリ菌、寄生虫、ウイルス、真菌)、腸内細菌バランス(善玉菌や悪玉菌、日和見菌の量・種類を数値化し、腸内の状態を可視化)、消化・吸収機能(膵臓の消化酵素や脂肪の吸収状態)、腸の免疫と炎症(腸のバリア機能や炎症の程度)を評価します。
病原体・感染症
ピロリ菌、寄生虫、ウイルス、真菌
腸内細菌バランス
善玉菌・悪玉菌・日和見菌を数値化
消化・吸収機能
膵臓酵素、脂肪吸収状態
腸の免疫と炎症
バリア機能、炎症の程度
尿中有機酸検査(OAT)
尿検査 / Organic Acid Test
尿中有機酸検査は、尿中に排泄される有機酸を測定し、体内の栄養状態とミトコンドリア機能、腸内環境を総合的に評価する検査です。有機酸は細胞のエネルギー産生(クエン酸回路)、アミノ酸代謝、脂肪酸酸化など、様々な代謝プロセスの中間産物です。この検査により、ビタミンB群やマグネシウムなどの栄養欠乏状態、ミトコンドリア機能の低下、腸内環境の悪化、酵母感染などを検出できます。
検出可能な異常
有機酸の異常パターンから、疲労、脳機能低下、免疫低下、消化器症状などの原因を特定し、栄養補充や生活習慣改善のための指針を得ることができます。特に機能医学の観点から、症状の根本原因を探るために有用な検査です。